売上が下がる、客数が減る原因はいろいろあるが、それを不況や低価格店など他のせいにしては何も解決しません。
まずはやる店のやり方や客の行動や心理を徹底分析し、じぶんの店のポジションを決めることから始めましょう。
またネットで美容関連のホームページをたくさん見て、他店がどのように考えで行動し集客しているかを一覧表にして検討してみましょう。
人間の記憶は不確かなので、かならず一覧表にしておくこと。
他店があまりやっていないこと。
他店がかんたんにやれないこと。
各種のキャンペーン情報、そのやり方。
他店や他の業種がやっているPR、宣伝方法、集客方法。
マーケットが広く深いこと。(客または潜在客が多いこと)
美容・美容関連のメーカーが発信している情報を収集する。
他店がやっていることを評価するのではありません。
なぜそのようなことをやっているかを考えることです。
人は益にならないことをしません。
少なからず利益につながることをしているはずです。
それから「じぶんの店でやる」と仮定して、それをたたき台に成功させる案をいろいろ考えましょう。できたら実際にやって試行錯誤を繰り返すことでじぶんの物にできます。
最初からうまくいくはずがありません。
誰でも失敗を重ね、試行錯誤を繰り返して自分のものにしています。
誰でも「固定観念」というフィルターを通して、物事を見て、判断しています。
その固定観念が客に合わない、いまの社会に合わないから衰退していくのです。
考え方を柔軟にして、固定観念というフィルターを取り去り、見る目を新たにして他店のやることやネットでホームページを見て分析しよう。
いくら優秀なハサミの技術を持っていても、それを使う機会がなければないに等しい。
お客様がその技術を評価しなければないのと同じです。
つまり「黙って技術をふるっても、素人の客にはわからない」ということ。
だから言葉で説明するコミニュケーションが必要です。
来て下さるお客様に感謝していても「それをお客様にわかるように感謝」しなければお客様には伝わりません。
心の中で思っていてもダメだし、口に出してもお客様に伝わる感謝の念は薄いです。
「物には心を添えよ、心には物を添えよ」という格言があるように、客に物を渡すときは感謝の心を込めてていねいに渡します。(お客様にわかるように)
心だけでは相手に感謝が伝わりにくいので、物を贈り感謝の念を伝えます。
じぶんの技術をお客様のためにふるいます。
そのためにひつようなことは「お客様に来てもらうこと」です。
そのためには他店の情報をたくさん集め、参考にしてそれを「じぶんの店に役立てる」ことから始めましょう。
一部変更、枝葉の改訂では効果は低い。
お客様に対する考え方・接し方など根本から考え直し、再構築していかねば「お客様に新しくなった、変わった」と理解されません。