「じり貧」「負け組」の原因

理・美容室のオーナー 必読

ここが「じり貧」「負け組」の原因

該当事項がたくさんあるほど「じり貧店、負け組」の可能性が大きい

がっかり

@ 周りの店より安く、平均より安い料金のメニュー設定

A 技術では他店に負けない、技術で勝負と考えている

B 原価を意識し、できるだけ節約している

C 頻繁にキャンペーンしてお客様を獲得している

D 店販品の販売を強化しようとするが「売れない」

E 地域的、立地的に安い客層が多く競争が激しい

F 辞められるのが怖くてスタッフにはやさしくしている

G 経費節約、じぶんの給料を減らしている

H 競合店や低料金店ができて、客数、売上が減少している

I ちかごろディーラーや社員が来なくなった

諺に「勝ちには”不思議な勝ち”はあるが、負けには”不思議の負け、理由のない負け”はない」といっています。

歴史を参考にしても「負けるのは必然的な原因」があり、いくつもの小さな原因が重なってしだいに衰退し滅亡しています。

また「適応能力のない生物は絶滅」しており、環境が激変してもその環境に適応するべく「自己を変える」のに成功した生物は生き残るし、繁栄しています。

理・美容室もおなじで、いまの環境に適応した「意識の改革」と「店舗の改革」がひつようなのに、いままでの経験則にしがみついて消極的な変更しかしない、 「いまの経営」「今日の売上」しか考えない理・美容室は、じり貧になっていきます。

木の上で木の実を食べていた猿が、環境の激変で「肉食獣に狙われる草原に暮らさなけれはならなくなり、2本足で生活」しなければならなくなりました。

勇気ある猿は新しい環境になれる努力をし、2本足で生活する方法を選びましたが、木の上の生活になじんで環境を替えたくない猿は 「縮小する森と共に去って行きました」

2本足の生活は厳しく、ライオンやヒョウの餌食になるが、「知恵」を働かせてしだいに周りの動物より優位に立つことが出来ました。

その猿がいまの人間になったのです。

でも、木の上の生活、無難な生活を求めた猿は、いまもそのままです。

あなたは「どちらの猿」の運命を選択をしますか。


いまのメニューの技術改革をしても売上は増えない

さびしい

カラーを「最新のカラー施術」にする、新しい器具を入れて新しいメニューを導入すればと考えているなら、考え直した方がいい。

新しいカラー、新しいメニューで「まったく新しいお客様を集める」ことができるなら売上は上がるけど、 「いま来ているお客様に新しいカラーやメニューをすすめても」ほとんど売上は上がりません。

お客様から「今度のカラーはすごい」からと、回数を多く来店してくれることはありません。

新しいメニューや器具の導入にしても「現在のお客様」におすすめするだけなので、ほとんど売上に影響することはありません。

そして、新しいカラーの目的や理論を説明に不慣れな理・美容師はうまく説明できないし、お客様を誘導することもヘタです。

つまり「これらは技術者意識から生まれた夢」であって、お客様には「いままでのメニューと変わった」くらいの意識しかなく、料金が上がるなら、 そのほうがお客様の負担になってしまいます。


「タダで得られるもの」は、結局はタダ同然の価値しかない

肩こり

タダの講習に参加する、タダでなんとか商品をもらう、相手のアイディアをちゃっかり借用する、ディーラーに無理を言う。

立場を変えて考えてみよう。

じぶんが苦労して資本をつぎ込んで得たノウハウや知識を「タダで競争相手にあげる」ことはないはずですし、 できるだけ「じぶんだけ、じぶんたちだけで儲けよう」とするはずです。

つまり「タダで教える、公表する」ものは、すでに価値が低下している、利用価値がほとんどない情報なのです。

一般の人たちですら自分の人生のため「高い料金のセミナーの参加」が増えているのに、プロの理・美容師が自分の将来のためスタッフのために、 こうした投資を惜しむからじり貧になっていくのです。

メーカーやディラーも将来のない、儲けさせてくれない理・美容師に、有益な情報や商品のサンプルなど提供するはずがありません。


オーナーは「じぶんとスタッフのために投資」しよう

やる気

店に勤務していた頃の延長線として、独立しじぶんの店を持つ理・美容師は多いのですが、数年で閉店する人が増えています。

技術が確かでていねいな仕事をしていれば、次第にお客様が増えるなんて安易に考えて独立したり経営しているならじり貧になるのは当たり前です。

人口自体が減り、客数が減っているのに、新しい店に行く人が少ないのは当たり前です。

医者、弁護士、税理士なども「食いっぱぐれ」で独立できずにあふれている時代です。

また、昔の競争と、いまの競争とでは、意識がまったく違い、「共に競い合う」のではなく、相手をつぶす、相手のお客様を奪う競争なのです。
客数を増やすということは「周りの同業店からお客様を奪う」ことなのです。

だから、「奪われないよう」に、そしてお客様に「こちらの店のほうがいい」といわせるノウハウや技術がひつようなのです。

じぶんだけでなく家族やスタッフのためにも必要な投資をして」積極的に取り組んでいかなければ将来は暗いものとなります。

じぶんの経験則に基づいた狭い範囲の勉強ではなく、有料だがもっと専門的で「実益の上がる勉強」をし、将来のために投資して積極的な経営をしなければ、 成り立たない時代なのです。

まず  にメールを下さい。

貴店が繁盛店になるようなプログラムを話し合いましょう。


↑ PAGE TOP