まず、商品選びがたいせつで、商品には大きく分けて3通りあります。
薄毛の症状や進行度により、どの商品を選ぶか、使うかで大きく違い、間違った商品選びをしている人は多い。
とくに注意したいのは「医薬品の育毛剤」で、「理論的な効果」と「実際の薄毛の頭皮で試した効果」はまったく違い、 ほとんどのデータは「試験室の中」の理論的なデータで、「現場=弱り老化した頭皮から生えている毛」に使ったデータではないのです。
また効き目のウラにはかならず「副作用」があり、医薬品の育毛剤が広く使われるようになり、「重篤な副作用」や「悪化」で被害を受け、 レストルに相談に来るかたが多くなってきています。
商品選びの1つめは「好み、感触で選ぶ」商品。
メーカーは多くの人に選んでもらえるよう、できるだけ感触のいい商品を作り、容器などのデザインも気に入られるよう努力しています。
(中味より容器や包装品のほうに金をかけている)
2つめは「予防のため」に使う商品。
ある程度の効果を持つ成分を配合していますが、予防のため、初期の軽い症状には効果が期待できます。
そこに書かれている使用量では改善的な効果は得られません。
3つめは「高機能性の商品」。
成分的には「医薬品に準ずるくらいの効果がある成分」も開発されており、その成分を「効果が期待できる量を配合」した商品があります。
これらの商品は、経験豊かなカウンセラーやセラピストが、本人の体質をチェックして「症状や進行度」に適した商品選びをアドバイスしています。
いちばんたいせつなのは「本人の症状や進行度に適した使い方」です。
的確な効果を期待するなら「じぶんに合った使い方」をしなければ、効果は半減するか、効かないという結果になってしまいます。
また「症状が変われば、手当も替えなければ」なりませんし、「使う商品や使い方」も替えなければ効果は期待できないケースが多いことも知っておきたい。
つまり「じぶん流」のケアでは、方向違いや緩い手当になっている可能性が高いといえます。
薬や商品は「使えば効く」と考えるのは間違い。
(大まちがい)
また「使ってみたが効かなかった」というのも間違いです。
「薬や高機能性商品は効果が期待できる」ように処方されています。
なのに「なぜ効かないか、効果が出ないのか」を考えてみる必要があります。
特に育毛は「この商品は効かなかった」と新しい商品、新しい手当法などを「さまよい歩く人」が多く、挫折しあきらめる人も多い。
いま「医薬品の育毛剤」や「高機能性育毛商品」がネットで氾濫し「発毛率が98%以上」などと大きな文字で宣伝されており、それに飛びつく人もたくさんいます。
でも、結果が出なくて、レストルに来られる人からケアの方法を聞き取りすると「育毛剤の効果だけを頼りにする育毛」がどれほど不確かがよくわかります。
だから、育毛は「薄毛に効く育毛成分」で選ぶのではなく、「じぶんの薄毛」に効く成分や商品を探さなければならないのです。
ここで考えてみて下さい。
薬は、日々進歩し、新しい薬が発表されているのに、患者は増える一方、国の医療費は膨らむいっぽうです。
なぜ治らないのか、みなが病気にならないよう、少しでも早く治るように心がけているはずです。
このことから「薬の効き目」は理論的な効き目で、実際の病気を治すには「薬だけの効き目」では限界があることを証明しています。
だから、改善のためには「薬」、これさえ使えばよくなると行った「薬依存型のケア」ではなく、手当の方法、養生法など「改善するための手当法」が必要なのです。
結論として「育毛剤の効果、育毛成分の効果に頼る育毛」では、あなたの薄毛は治らないのです。
頭骨に薄く張り付いている頭皮、10万本も生えている毛髪、その1本1本の毛根を細い血管(毛の太さの1/10という細さ)の網カゴで育てています。
そして、皮脂を取らなければ、毛穴が詰まっている、などの都市伝説を信じて毎日のように洗い、 頭皮はきれいになっても「防御膜」まで洗い取ってしまい、「シャンプーから護っていた防御膜」の機能が低下したため、 シャンプーが毛穴の内部まで浸透しやすくなっています。
そのような「危うい状態」の頭皮の育毛環境を、強い力で強引にマッサージしたり、頭皮スパでさっぱりはしても、 さらに防御膜を取り去り「頭皮のエコ環境」を破壊しているのは間違い、いや大まちがいです。
薄毛の人に必要なのは、金もうけのために考えられた「やり方」のマッサージや頭皮スパではなく、体質や症状、 頭皮の育毛環境や生活習慣まで配慮した頭皮マッサージや頭皮スパなのです。
頭皮を拡大した画像精査でみると強引なマッサージで「血管が傷ついていたり、なかには微出血」している部位もあるなどが見られることもあります。
頭皮スパでも、その時はいいが、時間がたってから「頭皮のむくみ、過剰な角質の剥離」など「頭皮のエコを破壊」しているケースが多く、 とくにアトピー体質などは「アルサス型の症状」に治雄偉しなければ、マッサージして頭皮を傷つけることにもなりかねません。
効果の高い成分が開発され、商品は急速に進化しています。
車と同じで「機能が高く進化している」から、より危なくなり「免許」が必要なのです。
その危ない代表が「シャンプー」です。
アミノ酸系だから、オーガニックシャンプーだから、ハーブだから、髪やさしい、頭皮にやさしいなど、このような宣伝文句に惑わされてはダメです。
どんな服を着せてきれいに見せようが「中味」は変わらないのです。
シャンプーでいえば「中味は界面活性剤」であることは変わらないのです。
また「アミノ酸系」といえば低刺激で安全とイメージされていますが、アミノ酸系でも種類により前時代のアミノ酸系から、 最新のアミノ酸まで、ピンからキリまであるし、アミノ酸は高いので「混ぜ物」でごまかしている商品が多いのです。
それに界面活性剤の種類により「刺激度の大きさ」に違いはあるが、その数値の差で判断するのでなく、 刺激の少ないアミノ酸系洗浄成分も「頭皮に残ればぜんぶ薄毛の原因」になるのです。
薄毛を改善しようとシャンプーしているのに、そのシャンプーが「薄毛の原因」になっていることのないよう、 「じぶんの体質、症状、進行度」に適したシャンプー選びと、使い方をきちんとマスターしてから育毛しなければならないのです。
人間は「じぶんの好きな夢を見たがる」じぶんが求めている方向へ解釈したがります。
「発毛率98%以上」などがネットで大きく宣伝されています。
そんな発毛率ならほとんどの人がよくなっているはずなのに、「育毛剤でよくなった」という人の評判をあまり聞かない、周りの人にいないのはなぜでしょう。
このことに疑問を持って下さい。
ネットの掲示板などで「効いた」とか「○○の育毛剤はすごい」など、体験者の感想らしき物がたくさん掲載されていますが、 それだけたくさんの人が治っていたら、周りの人に効いたという人が多いはずです。
つまり「販売者が書くか」または「依頼されて書いているプロの宣伝マン」や「アフリエイト」に注意しろといわれています。
発毛率に関しては「こんな暴露記事」がささやかれています。
うぶ毛が生えたら「発毛」とカウントするので、発毛率とは「うぶ毛の発生率」のことで、それが98%以上というのは間違いではないのです。
ただし、薄毛の人が求めているのは「うぶ毛」ではなく、硬毛=つまり太く硬く伸びていく毛のはずで、「すぐ抜けてしまううぶ毛」ではないのです。
レストルでは「ケアすればうぶ毛は生えてきます」が、すぐ抜けてしまうことを事前に伝えています。 なぜなら「生えてきた」と喜んでも、てっきり育つと思っていたうぶ毛はすぐ抜けてしまい、がっかりするからです。
だから「発毛率の高さ(ほとんど確実に生えるくらいの数字)」に惑わされては失望することになります。
「薄毛を治したい」と考えている人は「治る夢」を見たいから、「3ヶ月でこんなにフサフサ」とか「発毛率98%以上」とか 「驚くほどの効き目(画像入り)」「○○教授が画期的な発明を」などの文章や写真から夢を見てしまい、飛びつきますが、 待っているのは「これだけお金を使っても薄毛は治らない」という現実です。
薄毛はいくつもの原因が重なり合っておこっており、その原因の組み合わせは膨大になるわけで、 その膨大な組み合わせのどれも効くような万能薬的な育毛成分なんてありません。
だから「男性のAGAにはこれ」「発毛率98%以上」とか「女性の薄毛にはこれが効く」なんて宣伝に踊らされないことが必要です。
また、髪はどんなに効果のある成分をつけても「1ヶ月に約1cm」しか伸びませんし、つけてからすぐ効果が出始めることなんてありません。
こんなに効いた、こんな例がある。など画像で見せられると「疑いながらも、一度使ってみよう」と思ってしまいがちだが、ここでよく考えてほしい。
「その育毛剤は、100人に使って、何人に効果があったか」などは書かれていないし、「発毛率は書かれていても、硬毛にまで育つ%は書かれていない」ので、 そうした商品の販売者に質問してみて下さい。
また、「どちら側から解釈するか」で真反対の情報が出てきます。
例えば「白米」よりも「玄米」を食べた方がいいといわれていますが、それはご飯をたくさん食べオカズの貧弱だった「昔のこと」で、 いまは「飽食の時代」なので、玄米食にする有意性は昔ほど必要でなくなっています。
それに細かいことですが「昔の人のタフな消化力」と、精製され柔らかい食べ物しか食べない現代人の消化力には差があり、 玄米など昔の食べ物がいいとは一概に言えません。
シャンプーにしても昔の石油起源のシャンプーの弊害をいまだに「怖い恐い」と宣伝して怖がらせ、 自社のシャンプーの有意性を宣伝しているところもありますが、そんな無神経なシャンプーを販売して会社の信用や訴訟の対象になるような会社はないはずです。
注目する点は、シャンプーが急速に改善されているのに、逆に「薄毛の人口が増えている」ことをよく考えてほしい。
薄毛人口の増加は「食べ物やストレスなど」のせいばかりではなく、シャンプーの影響が大きいのに、 それらのデータや情報が出てこないことのほうこそ問題です。
メーカーやそれを取りまく御用学者の都市伝説や巧みな情報操作に惑わされてはいけませんし、 CM料金で成り立つでレビなどがスポンサーに不利な情報を長いはずがありません。
もしシャンプーの弊害をテレビで放映したら、スポンサーのメーカーの怒りを買う、CM料金をもらえなくなります。
つまり「じぶんで、じぶんのためになる情報を集めて、賢く生きる」しかないのです。
毎日シャンプーする、毎日体を洗浄剤で洗う習慣は正しいのでしょうか。
昔の人は「生きていくための知恵」「生活の知恵」を持っていました。
西洋人が最果ての未開の土地「日本」、文明の光の届かない世界の果て日本に来て驚いたことを日記に書いています。
まず「識字率」つまり読み書きが出来る人口比率が驚くほど多かった(欧米人より)ことです。
もう1つは「シャボン(石けん)も知らない日本人が、清潔で驚くほど美しい肌と髪をしていたこと」です。
石けんを知らず「ぬか袋」で肌をこすっていたのに。
もう1つ「美髪の話し」があります。
かつらの髪は「人毛」を使っており、お金に困った女性が「髪を売る」美談はよく出てきますが、シャンプーを使うようになり、
あれほど美しかった日本人の「みどりの黒髪」の髪質が悪くなり、カツラに使えなくなり、アジアの隣国の髪を求めてカツラに使っていました。
しかし亜細亜の国も開けてシャンプーを使うようになり、髪質は急速に悪化していき、人毛のカツラは高価で貴重品となりました。
このことを見ても「シャンプーが髪質を悪化させている」ことがよくわかります。
そして、それは髪質の悪化だけでなく「薄毛人口の増加」にもつながっていくのです。
美肌にしてもおなじです。
ある女優さんがテレビで「わたしは朝の洗顔剤は使いません」といい、洗顔剤は「美肌の成分を洗い取る」ので洗顔剤を使わないことを話していました。
いまのテレビのデジタル画面は、シワの1本1本まではっきり、小さなくすみまではっきり写してしまうので、女優さんは真剣に美顔をしているはずです。
つまり美肌や美髪を保つなら「洗いすぎ」はぜったいダメなのです。
あなたは「毎日洗うほど汚れていない」はず。
もう一度、じぶんに適したシャンプー選びとシャンプー法、洗う回数などを考え直すことが、美髪を保つ、薄毛にならないことになるはず。
それだけでなく適切なシャンプーを選ぶことで「白髪年齢も遅くなり」カラーリングにもお金がかからなくなります。