カットの技術、髪を傷めないカラーやパーマ、など技術だけを勉強しても、お客様は満足しません。
お客様はプロの審査員ではありません。なので、理・美容師の技術のこだわりへの評価は低いのです。
お客様が理・美容室を選ぶ理由として「技術が優れているから」はたったの10%くらいしかありません。
第1位は「近くで便利だから」、2位は「オーナー、スタッフが気安い」、つまりオーナやスタッフの技術で選んでいるのではないのです。
技術の研鑽は「理・美容師のこだわり」です。これは当たり前のことで、それ以外に勉強してこなかったから、ただお客様が希望するメニューをこなすだけの技術者になってしまったのだと評論家は分析しています。
無感動、事務的な仕事をしていたら、お客様はそれがすぐわかります。
他店がしているから当店もキャンペーンを、キャンペーンですこし価格を下げる。
こうすれば「お客様にアピールできる」「他店にお客様を奪われない」という安易な考え方で、キャンペーンをする。
そうすると客数は多くなり、なにか売上が上がったような錯覚をする。
お酒を安くすれば、たくさん買ってたくさん飲む人はいることでしょう。
しかしカラーが安くなっても回数を多く行こうとするお客様はいないはず。
つまりキャンペーンしても価格を下げても「年間客数」はそれほど変わらず、利益だけが減る結果になっているのです。
お客様は理・美容室に、理・美容師にただ技術の善し悪しだけを求めているのではありません。 「自分の髪の健康維持とアンチエイジング」を管理してくれる理・美容室や理・美容師を求めているのです。
「わたしの髪はあなたにおまかせします。いつまでも豊かできれいな髪にしてね」
口には出さなくても、お客様はいろいろなことを考えたり感じています。
そしてイヤなら無言で来なくなるのです。
すこしのお金をケチって安い業務用のシャンプーでシャカシャカ洗う。
お客様はじぶんが使っているシャンプーより安いシャンプーで洗われるのを嫌っています。
それに抜け毛なども気にしないでシャカシャカ洗うシャンプー法に恐怖を覚えています。(特に薄毛・細毛を気にしている人は)
スタイル作りにドライヤーで髪を乾かし、ブローはクビが傾くくらい引っ張ってスタイルを作る。やること、使う商品をなんでも原価計算して料金に上乗せしてしまう。
これら「理・美容室が従来通りにやっていること」が、現代のお客様には通用しなくなっていることを理解して改革すべきです。
じぶんが習ってきたことが、今の時代、いまの客にどのように受け取られるかを再点検しよう。
原価が少し高くなっても「さすがはプロ」とお客様が納得するようなこだわりの業務用で、「家では不可能な仕上がり」を見せてあげることがプロではないでしょうか。
評判のレストランに行き食べてみたけれど、「味は評判ほどよくない」といった経験は誰にでもあるはず。
味やスタイルの評価は「お客様の主観」で採点されます。
そのため、お客様を満足させるための「好みや傾向」を知ることがシェフや理・美容師には必要だと思います。
しかし、それは基礎的なことで「お客様の潜在的な希望や要望」はいくらでもあるはずです。
じぶんの技術を鼻にかける理・美容師より、技術はそこそこでも「お客様を満足させるノウハウ、テクニック」を持っている理・美容室や理・美容師の方が繁盛します。
レストル元気塾では「繁盛店を作る勉強会」として「来店客の潜在希望を満足させるノウハウ」の勉強をおこなっています。
タダでもらえるものなんてありません。
お金を出して自分の将来のために勉強する、投資することが有意義な人生につながります。