たくさんの抜け毛のチェック依頼がきます
数年前はそれほどでもなかった抜け毛のチェック依頼が、ちかごろは日に数通も来るときがあります。 このことから、薄毛・細毛の人口が増え続けていることを実感します。
傾向として「若い女性」の増加が目立ち、40歳代の女性も多い。
添付された内容から「じぶんなりの手当」をしたとか、「育毛サロンなどで専門の手当をして悪化させた」などの手紙が目立ちます。
また悪化・進行させている例としては「皮脂を取る」とか「毛穴が詰まっている」手当をしているケースが多い。 女性の薄毛・細毛と男性型脱毛症の手当を混同して悪化させたり弱らせているケースもよくみられます。
これは多くの育毛サロンや理・美容室、CMでも盛んに流されて洗脳されているためです。
皮脂を取らなければとか、毛穴が詰まっているのではという強迫観念からシャンプーのやり過ぎで悪化させているのです。
女性の薄毛・細毛はシャンプーに気をつけて!!
剥離性の
広汎性脱毛の毛根
無条件でシャンプーを替えること。
やさしいシャンプーを選んでいるつもりでも、洗いすぎ、頭皮の防御力を低下させるシャンプーで毎日のように洗うことで、 ますます頭皮は老化しシャンプーのダメージが強くなっていきます。
こうした女性の薄毛・細毛は、シャンプーを「育毛用に変えて」頭皮にあった洗い方をするだけで、次第に毛は回復するケースが多い。
シャンプーでていねいに洗っているのに抜け毛が減らない人は「シャンプーを育毛用に替え」て症状や体質に合った洗い方をマスターしよう。
当方では「その人の体質や症状にあった洗い方」をていねいに説明しております。
シャンプーだけでよくなって来たと、
それから本格的な育毛手当を始める人もいらっしゃいます。
右の毛根のような不全角化の内根鞘皮が付着した毛根が見受けられるケースが多くなってきました。 完全に角化していない内根鞘皮が剥離して毛根に付着してくる抜け毛です。
残念ながらローションタイプの育毛剤には、頭皮や毛穴の内部を修復する作用はないので、このような抜け毛のある頭皮に育毛剤を使っても効果はほとんどありません。
こうした状態の頭皮に「優しいシャンプー」を使っても毛穴の中はよくなりません。荒れた毛穴の中までシャンプーの界面活性剤は浸透していくのです。
なので、やはりシャンプーを育毛用に替えた方がよいのです。
シャンプーは界面活性剤が主剤です。
界面活性剤は浸透作用があるため、こうした弱った頭皮や毛穴にはかんたんに浸透していき、 ますます頭皮の育毛環境を悪化させてしまうことになります。
いまは毛がたくさんありますが、この毛が抜けてしまい、次に生えてくる毛は確実に細く寿命も短くなり、ボリュームは減ってしまいます。
抜け毛の精密チェックをして、原因と進行度から「頭皮・毛穴の回復の基礎手当」を組み立て、注意事項とともにお知らせしています。
ほとんどの人は「じぶんが想定していたよりずっと悪かった」と驚きます。 そして、すぐ手当をされる人が多いのですが、中には自分流の手当で間に合わせて悪化・進行させてしまう人もいらっしゃいます。
ある程度の出費はありますが「基礎手当」毛穴の内部を回復させる手当が一番大切なので、やはり基礎手当をしっかりして欲しい。
鏡で見れば「まだ髪はある」ように見えますが、手当てをしなければその毛はいずれは抜けていき、次に生えてくる毛は確実に細く寿命も短い毛になっていきます。
それからあわてて手当をしても回復には倍ほどの時間と費用がかかるのが育毛なのです。