育毛の現状

情報操作にまどわされないで

不安にする情報を流す（おどかす）

ベッドやシーツ、まな板に菌がいっぱいとか、大げさに宣伝して商品をアピールする手法が当たり前になってきています。

赤ちゃんや子供を持つ母親の不安をかき立てていますが、もともと人間は雑菌の中で暮らしております。

そう、無菌状態でなければ暮らせないということはないのです。（まず出産時の産道で菌と遭遇します）

薄毛・細毛が心配で悩んでいる人に、保存剤が怖い、シリコンがダメと宣伝し「自社の商品はそれらが入ってないから安全」と宣伝しているのもその例のひとつです。

商品に含まれる保存剤が薄毛・細毛に影響しているというデータはありません。
試験管で実験したデータは、商品には当てはまりません。
（逆に試験管での育毛剤の効果データは、実際の効き目とは違います）

こうした神話や都市伝説を流し、それを利用した商品の販売には気をつけましょう。

コワイすりかえ情報

ほんとにコワイのは殺菌剤や保存剤ではない。

メーカーは、このことはじゅうぶん承知して「ほんとにコワイ成分」のことは知らせていない。

ほんとにコワイのは界面活性剤です。

シャンプーやトリートメント、ヘアケア商品、化粧品、食べ物に配合されている界面活性剤です。
それを知らされないで、知らないから毎日洗い、頭皮や髪に残留させてしまっているから、しだいに髪は細くなり寿命も短くなっていき薄毛・細毛になるのです。

安全性を強調し宣伝していても・・・

メーカーが自社の商品の安全性や効果を宣伝するのは当たり前のことです。

わざわざ「この成分はこのような副作用がある」なんて、書くはずがありません。
テレビなどのメディアもメーカーの宣伝費で経営が成り立っています。
なので、スポンサーの不利益になるような情報は流しません。

だから消費者は、じぶんの不利益になる、体に悪影響となる成分のことを勉強する必要があります。それに正しい使い方や注意事項を知って使う必要があるのです。

薄毛・細毛で、いちばん知ってほしいのが「シャンプーのこと」です。 シャンプーに含まれる成分と、使い方（じぶんの頭皮や髪に適した使い方や使う回数、使う量）、一般的な使い方ではなく、「じぶんの頭皮に適した」使い方や注意事項を知るべきなのです。

「毛穴が詰まっている、皮脂を取らなければ」のマチガイ　都市伝説

このマチガイ情報は、いろんなところで利用され、薄毛・細毛を気にして悩んでいる人たちを惑わし、商品が販売されています。（この件に関しては詳しく書きます）

冷静になって考えてほしい。

毎日シャンプーしているのに毛穴が詰まるなんてことはありません。
皮脂はサラサラした油の粘液なので、それが固まるのは何日もの時間がかかります。
だから普通の人は、毛穴が詰まるということはありません。

また頭皮の表面の皮脂を取ったからといって育毛効果がある、育毛環境がよくなるなんてことはありません。

皮脂が薄毛・細毛の原因になっているなら、頭皮の表面だけでなく、皮脂腺そのもの、毛穴の中の皮脂を取らなければ改善できないはず。（つまり不可能ということ）

もともと皮脂が直接薄毛・細毛に影響を与えるということはありません。
これこそ、薄毛・細毛の恐怖や不安をかき立てるマチガイ情報、都市伝説です。
この都市伝説に便乗しているメーカー、育毛サロン、美容室、販売店、医師などが多いのは嘆かわしいことです。