細胞にやさしい”水”が基本

20年前、毛髪や肌に適した水で化粧品を作るため、いろいろな研究をした。
日本の水はすごく良質なので、その有り難さがわからず、ただ生活に使っているが、体を作る細胞にとって水は生命の源なのだ。
元気なときはわかりにくいが、体が疲れたり病気で弱っているとき「飲みやすい水」「のどに通る水」「体にしみ通る水」などの表現がぴったり感じるという。
なぜ水を研究し追求しているかといえば「細胞にストレスのかからない化粧品」を開発したいからだ。
皆さんに知って欲しいことがある。
それは「じぶんに合った化粧品」という表現は正しくなく、「肌が化粧品に合わせている」のだ。
どんな高価な化粧品でも細胞に取っては「異物」でしかない。
その異物が「毎日、長時間、肌を覆っている」のだから、肌は化粧品を浸透させないよう、配合された成分の刺激から肌を護ろうと「防御」する。
だから細胞に適した水(細胞が要求する水)で化粧品を作ることで、配合量が少ないが効果は高い化粧品、つまり細胞にやさしい化粧品が可能になる。
つまり「水自体が化粧水」として作用する水を研究し、それが「毛髪活勢水」であり「美肌活勢水」として使われているのだ。(続く)

薄毛が治らない要因の1つ

カウンセリングをして手当てをしてよくなってきたと思ったら「また頭皮が赤くなって」と同じような症状を繰り返す人から頻繁に相談のメールを頂きます。
薄毛の改善をプラスであらわし、進行原因をマイナスとすると、プラスは「手当、薬剤」+「自然治癒力」ですが、マイナス要因は無数といっていいくらいあり、薄毛の改善を数式にすると「手当などのプラス」-「マイナス要因」=プラスなら改善、マイナスなら進行・悪化 となります。

薄い頭皮の育毛環境は、ちょっとしたことから悪化してしまいます。
夏の時期なら「暑さ、湿気、そして冷房、冷たい飲み物の飲み過ぎ、寝不足」などいろいろあります。

しかし大きな要因となっているのは「ストレス」という言葉で表現されるいろいろな要因で、ストレスが加わることにより「気の流れ」が変わってくるから。
「気」というと信じない人もいるが、「やる気になる、本気、根気、気逆、気味が悪い」などに使われる「気」が「元の気、元気」を司っています。
つまり「気」が延べ数万キロにもおよぶ血管、末梢血管は「髪の太さの1/10以下」という細い血管の隅々まで新鮮な血液を循環させている。
つまり「生きる気」「健康を保つ気」「元気」が体の恒常性を保つだけでなく、健康で元気を保たせてくれているのだ。

毛根は「毛細血管の網カゴ」のなかで育てられており、ストレスにより気の流れが悪くなると、末端の毛細血管までの血流に変化が出てくる。
つまりストレス時には「気」は「生命を維持するたいせつな臓器」を守り、ストレスを回避し緩和するために「気を遣う」ため、生命に重要でない髪まで気を配る余裕がなくなるのだ。

だから「手当が効かない」とか「使っている商品が悪い」などと考えないで「気・血・水の流れ」をよくするため、お風呂で体全体の緊張をほぐし、心の中で「緊張をほぐし、気・血・水の流れをスムーズにしている」と唱えながらマッサージをして欲しい。

毎日のシャンプーはほとんど無意識にしている人が多いのですが、「気・血・水の流れをよくしている」と意識しながらシャンプーすることで効果はまったく違ってきます。
「薄い頭皮の育毛環境は変わりやすく、すぐ悪化する」のが基本なので、効果的な育毛剤をネットで探しまわるより、「気・血・水の流れをよくするマッサージ」をマスターしてほしい。
そのほうが「ただ育毛剤をつける」より、育毛には効果があります。